1954-12-01 第20回国会 衆議院 本会議 第2号
しかしながら、解散は、その政府及び与党が時局担当について国民の支援を得る強い自信を有するときに限つて解散の理由が立つわけであるが、議会政治の原則に従つて、すでに政局担当の自信を失い、引退を約束して、施政方針さえもやり得ない内閣が議会解散をやる資格のないことは、これは当然のことでございます。(拍手)与党の自由党さえ引退を勧告しております。総理もまたこれを了承しておる。
しかしながら、解散は、その政府及び与党が時局担当について国民の支援を得る強い自信を有するときに限つて解散の理由が立つわけであるが、議会政治の原則に従つて、すでに政局担当の自信を失い、引退を約束して、施政方針さえもやり得ない内閣が議会解散をやる資格のないことは、これは当然のことでございます。(拍手)与党の自由党さえ引退を勧告しております。総理もまたこれを了承しておる。
自由党の総務会に出席して、時局担当の決意を持つところの政府の下に、党は動揺せず一本となつてこれを支持するよう要請することにきまつたと伝えられております。又二十日の閣議におきましても、この際、内閣は総辞職しないと言明されたというのであります。
まことにごもつともな批判だと存じますが、いずれにいたしましても保守合同あるいは保守新党問題が、今や政府並びに自申党の内外に取上げられ、持ちまわられて、政局はまさに混迷を続けておりますが、これは明らかに吉田内閣がすでにその命脈尽き、もはや時局担当の限界に来ておることをみずから露呈しておるものだと考えますが、この点に関して副総理はどういうふうに考えておられるのか。
○椎熊委員 さつきの議論にもどるようですが、そうすると、内閣が補正予算を組むという下心で国会に対処しておる、時局担当に責任を持つておらぬということになるのですか。
しかしながら、現内閣が平和擁護の力なし、時局担当の力なしという御議論に対しては、遺憾ながら同意を表することはできません。(拍手) 〔議長退席、副議長着席〕 私は時局担当の力ありと考えますから、御希望のように総辞職はいたしません。(拍手) 〔国務大臣黒川武雄君登壇〕
私たち町にある者ですら、これだけの感情を持つているのだから、重大な時局担当の任にある法務総裁以下、各政府の幹部の諸君は、何かここに大きな決心と明瞭な見解があつてしかるべきことと私は考えるのでありますが、この点はいかがでありますか。しいて御答弁を願おうとは思いませんが国民は不安を感じておりまするから、明瞭にお答えが願えればいいと思うのであります。
こういつた原則論からして、今の政府が、さつきも勝間田君ですかの討論の中にありましたが、原則的に政府に時局担当の能力がないというような攻撃というものは、これはまことにためにするものであり、何らわれわれはその攻撃の理由を発見するに苦しむのであります。(拍手)また統制の解除の傾向をもちまして、ただいたずらに弱肉強食経済であるということを言うのも、これまた小学生的議論と言わざるを得ないのであります。
いたしましたような、法律官僚の形式主義的な見解でおりまして、共にこの二つの世界の一つを指導いたしておりますところの共産主義、マルクス・レーニン主義の本質というものに対する理解を毫も持つておらんところの答弁であつて、内閣総理大臣がそうした見解において、今日日本の政治を指導し、世界政治に対処しておられるということについては、私は非常に不満を感ずると共に、その当時申しましたように、かくのごとき無智なる内閣は時局担当
現政府当局が、依然として基本的人権の尊重が第一義であることを曖昧にし、基本的人権は尊重するが、公共の福祉によつて制限されるというようなことを以て、事実上において、ややもすれば基本的人権の尊重の誠意に欠けているのではないかという疑惑を、国内においても国際的にも増大するならば、この一点を以てしても、現政府は日本民主化の時局担当においても、国際平和、対日講和の問題の担当者としても、その資格のないものであると
今また大藏省設置法の施行等に伴う法令の整理に関する法律案につきまして、かくのごとき厖大なる修正を行わなければならないというような、ずさんきわまるところの法律案を國会に提出するということは、政府が法律策定の能力に欠けておることを立証するものでありまして、われわれは、かくのごときずさんきわまるところの、修正しなければならないところの法案を提出する政府に、時局担当の能力なしと断定せざるを得ないのであります
過般の政変に際しましては、少数党たる民主自由党内閣の成立に対して多大の危惧を持つておつたのでありますが、かすに時日をもつてし、しばらくその施策を見るために、時局担当の衡に当ることにあえて反対をしなかつたのであります。
その意味において現政府といたしましては、議会において多数の支持ある限りにおいては、國民の支持あるものといたしまして、時局担当の決意を続けて行きたいと思つておるのであります。(拍手) 第三は、社会党大会で先般定めましたる決議事項をどしどしとやらなくてはならないじやないか。こういうような御意向であつたと了承いたします。
時局担当をいたしておりまする政府といたしましては、このインフレ防止に最大の努力をいたしまして、それに集中して今日まで参つて來たわけであります。このインフレが進行しておるから、今までの政策を捨てて、そうして別の方法を採るという考えがあるかというような御質問に対しましては、私共は、今まで採つて來たことがインフレ防止策である。
敗戰の意識、経済現状に対する認識を深めるということ、これに対して、インフレを防止するために國民は全力を傾到しなければならない、かように考えて、時局担当の衝に当つておりまする政府といたしましては、具体的な対策を建てまして、インフレ防止のために全力を盡しておるのであります。